スペースインカム
日本では毎年空き家が増加しています。当社は、空き家やオフィスを有効活用し収益化する方法として、データセンターという新しい活用法で社会に貢献します。
アパートの空室や事務所の空きスペース、倉庫や別荘でも、データセンターとして利用できる可能性があります。住居の場合は間取りや日当たりなどが重要ですが、データセンターなら、たとえ1坪の狭くて日当たりの悪い場所でも賃貸可能です。
空きスペースのオーナー様は物件情報を登録するだけです。登録情報を見たデータセンター事業者から、設置の依頼が届きます。オーナー様が特別な設備や機械を用意する必要はありません。データセンター事業者が空きスペースまで訪問、設置をいたします。
一般的なデータセンターは、スマホやIoTデバイスなどIT機器がデータを送受信するためにつくられた施設です。当社が運営するデータセンターは、ブロックチェーン技術を活用した専用機器を設置した施設です。デジタル化が進む中、データセンターの需要は大きくなってきています。
1年間空き家状態になっていた元飲食店。先代が購入した不動産であり、壊すにも費用がかかるため手付かずの状態。もともと貸す予定でもなかったそうですが、使ってくれるならと承諾していただきました。
会社の事務所で使っていない部屋が余っていました。オーナー様はこのまま使わずに置いておくのももったいないと思い、興味を持っていただきました。
両親が家から出てしまい、年に1度掃除のために帰省した息子さんが管理されていました。売却するかも決めていなく、数年はこのまま維持するとお考えでしたので、少しでも固定資産税など管理費の足しになればと、ご登録していただきました。
お申し込み画面で物件情報を登録すると、当社の物件リストに掲載されます。掲載情報を見た分散型データセンター事業者から、設置のオファーが届きます。登録された物件に関して、当社からオーナー様にご連絡いたします。
オファーを受けた後、当社が現地確認・調査をします。電気設備、ネット回線、その他の設備に関して、簡単な工事が必要か判断いたします。工事の開始、引き渡し時期をご相談後、当社とオーナー様の間で賃貸借契約を締結します。
当社は、データセンター事業者と転貸契約を締結します。データセンター事業者が機械を設置に伺います。オーナー様がご希望であれば、当社が家賃の支払いや物件情報の管理をブロックチェーンで安全に自動化します。家賃はビットコインなどの暗号資産で貯金しておくことも可能です。
Q. 設置するメリットは何ですか?
A. 分散型データセンターの設置場所として空きスペースを貸すことによって、賃料収入が得られます。使い道のなかった倉庫や、売るにも売れない空き家など、これまで負担になっていた不動産で収益を得る機会が増えます。
Q. 設置に必要なスペースはどのくらいですか?
A. 1坪から設置できます。スチール製のワイヤーラック(W45.5*D20*H100cm)1つにおよそ100〜200台の機械を設置することができます。ラックに加えて、メンテナンスのために大人1人分入るスペースがあれば、設置可能です。
Q. 不動産オーナーのリスクはありますか?
A. オーナー様は当社と賃貸借契約を結び、当社がデータセンター事業者へ転貸します。そのため、通常の賃貸借・転貸借契約によるリスクがあることをご了承ください。転貸を認めたくない場合は、当社の提携するデータセンター事業者から、データセンターの機械をオーナー様がご購入いただき、機械の運営に関して別途業務委託契約を結ぶ必要があります。契約形態や内容は状況に応じて対応させていただきます。
Q. 安全性は大丈夫ですか?
A. 空き家それぞれの状況次第ではありますが、防犯カメラの設置、遮光カーテンの設置、電子ロックの導入など一般的な住居と同様の防犯に努めます。また、分散型データセンターで使用する機器では、およそ1台当たり50℃の発熱がありますが、送風冷却をおこなっております。
Q. 暗号資産のマイニングですか?
A. 一般的に言われているビットコインなどのPoWマイニングとは異なります。PoWマイニングでは専用機器と膨大な設備・電力が必要ですが、弊社の取り扱う機器は、PoSという仕組みのブロックチェーンネットワークに参加するためのノード(機器)です。そのため、一般家庭の電力で稼働でき、騒音もありませんのでご安心ください。技術的な質問は、別途お問い合わせください。
ご質問ございましたら、ページ最下部の当社ホームページよりお問い合わせください。
一般的なシェアリング
一般的なシェアリングサービスでは、自分が所有するスペースをプラットホームに投稿し、ユーザーに貸し出すことができるサービスです。不動産オーナーは、スペースが活かせそうなニーズを考え、設備を準備します。時間単位で料金が設定されるため、ユーザーに使ってもらい続けなければいけません。そのため広告費やマーケティングプランを考える必要があります。
スペースインカム
スペースインカムは、不動産オーナーが自らスペースを登録することによって、データセンター事業者から設置の提案を受けることができるサービスです。一般的なシェアリングサービスと異なり、不動産オーナーが設備投資をする必要なありません。時間単位ではなく、通常の賃貸借契約を年単位で締結します。